歯ブラシについて その2

歯ブラシの動かし方は歯ブラシの毛先を歯に当てたら、小刻みにやさしく左右に揺するようにします。あまり強く大きく動かしすぎてはいけません。動かしすぎるとかえって汚れをとる効率も悪くなりますし、歯ぐきを傷つけたり、歯に表面が削れる原因になります。汚れ具合にもよりますが、1本の歯に当てたら、その場所で左右に10回から20回ぐらい、歯ブラシの頭を揺するように動かします。

磨く順番でたいせつなのは、全部の歯をまんべんなくみがくことです。上あごの歯の磨き方を例にあげると、右上の奥歯のほっぺた側からみがきはじめたら、そのままほっぺた側を前歯を通り左の奥歯のほうへ歯ブラシを進めていきます。最後の歯までたどりついたら、歯ブラシを裏側に移して、今度は左上から右上へ向かって歯ブラシを移動させていきます。それがすんだら、上の歯のかむ側を奥の歯から順番にみがいていきます。この後は下の歯も同じ。奥歯の裏側が気持ち悪くなって苦手な方は、頭の小さな歯ブラシなどもあるので併用してがんばってみましょう。

「みがくことと、みがけていること」は違います。それには自分のくちにあった歯みがきの方法を覚え、習慣づけることが必要です。

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